採用基準の根底にある考え方
ずっと前から書きたかったことです。
ITの中小・ベンチャー企業の採用で、
採用基準の根底にある考え方のお話しです。
採用の基準には、
ポテンシャルタイプの人を採用する方針の場合、
これくらいのコミュニケーション能力がなければならない…とか、
色々決まりがあったりします。
しかし、細かな決まりがあるものの、
結局のところ採用担当者が頭の中の考えているのは、
いつ40万円の働きをしてくれる様になるかという事です。
40万円とは何の数字か
20万円の基本給の社員の販売管理費だそうです。
40万円分の働きをしてくれる様になれば、
とりあえず雇用を維持できる保証になるため、
1つのボーダーラインとなります。
採用や研修にかかる費用
企業側は毎月の販売管理費40万円だけを負っているだけでは、ありません。
採用にかかる費用は以下くらいです。
- 70万円(成功報酬型の場合)
- 40万円(就活媒体の2ヵ月分くらい)
研修はピンきりですが、
2ヵ月(ITの新卒研修短い場合)~40万円が多いようです。
40万円の働きとは
では、40万円の働きとはどのようなものでしょうか。
私の経験ですが、4年前以下のレベルで35万円でSES契約を結びました
- 他社プロジェクトに参画経験がある
- javaでフォームプログラムのビュー・コントローラ・モデルの修正経験(実務)がある
2社間の契約の話ですので、
会社の強さや市場の需要供給が値段に関わってはきますが、
40万円の働きというのは上記より少しレベルアップしたくらいの様です。
結論
プログラム経験者は実務で実装が任せられそうであれば、
中小の内定は出る確率が高いと思われます。
未経験者の場合、勉強家であり、実装が任られるレベルになるまでが早そうと
判断された場合、内定が出るかと思われます。
無論、採用は技術レベルだけが基準になるわけではありませんが、
一定の技術レベルに達するまではどれくらいかかるのかというのが、
採用担当者の頭の中にあるということです。
赤ちゃんがぐずり始めたので、
第3回は以上。be an engineer!